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失敗しないリノベーション! メリット・デメリットを知っておこう

最近、若い世帯を中心に、リノベーションの注目度が上がっています。
皆さんの中にも、現在お住まいの住宅や購入した中古住宅のリノベーションを検討中の方がいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、リノベーションのメリットそしてデメリットについてもわかりやすくご紹介します。
ピックアップした事例も合わせて、快適な住まいづくりの参考にされてはいかがでしょうか。

リノベーションの6つのメリット

リノベーションにはどのようなメリットがあるのでしょうか? 代表的な6つをご紹介します。

メリット1:
新築より立地や
物件の選択肢が増える!

リノベーションが前提なら、多くの場合、購入する中古住宅を検討するところから始まります。住宅を新築する際と比較すると、立地や予算の面から物件の選択肢が広がります。築年数が経った物件でも、内装や水まわりなど老朽の気になる箇所を中心に改修すれば、快適に住めるようになります。住宅全体を適切にプランニングしたうえでリノベーションすることで、新築と同様のデザインや住み心地の良い住まいを実現できます。

メリット2:
ライフスタイルに合わせて
自由に設計できる!

既存住宅の内装、設備をリノベーションすることで、自分や家族のライフスタイルに適した家をつくることができます。もとの建物の様子が分かるので、どのように変更できるのかある程度イメージできるのもメリット。画一化された間取りに、無理に合わせて生活するという心配はほぼありません。住まい手の暮らしへの想いをかなえられることは大きな魅力です。

メリット3:
新築よりもコストを抑えられる

今住んでいる家や比較的安価な中古住宅を購入してリノベーションすれば、新築よりも設計や施工などを含む総費用を抑えることができます。ただし、むやみに予算を削るのではなく、完成後の住まいのデザイン、機能性、快適性、安全性などを確保するために、工事すべき箇所と、必ずしも工事しなくてもよい箇所を設計者や施工会社に相談しておきましょう。また昨今は、DIY(Do It Yourself)で、住まい手自身が壁紙の張り替えなど一部の簡単な改修を行い、費用を下げるケースも見られます。

新築よりもコストを抑えられる

メリット4:
家族の変化などに合わせ
段階的なリノベーションが可能!

必ずしも、最初にすべてをリノベーションしてしまう必要はありません。まずは住むために重要な箇所を優先して、その後は住みながら段階的に、その時々の必要性に応じてリノベーションしていくこともできます。たとえば、家族のライフステージに合わせて、段階的に必要な改修を進めるというケースも考えられます。結婚、出産、子育て、リタイアなど、そのタイミングごとに予算や家族の声を反映しながら、無理なくリノベーションの長期計画を立てましょう。

メリット5:
理想の住まいを実現しやすい!

リノベーションは、実在の住まいに照らし合わせて設計を進められるため、完成後をイメージしやすく、納得のいく家づくりができます。新築であれば多くの場合、図面からでしか完成した住まいをイメージできません。図面を読み違えると、実際の仕上がりと思い描いていた住まいのイメージに大きな差が生じてしまうこともあります。設計者や施工会社と相談しながらプランニングしリノベーションすることで、より理想に近い住まいを手に入れられます。

イメージの住まいを実現しやすい!

メリット6:
環境にやさしい省エネ住宅も

リノベーションを活用して、熱や光、風などの自然エネルギーを活かした環境に優しい省エネルギー住宅をつくることもできます。たとえば、高断熱の窓や玄関ドアに取り替えたり、壁や床に断熱材を取り入れて室内の温度を保ちやすくすれば、季節を問わずエアコンの消費電力が抑えられてCO2の削減に効果があります。実は、家の中でも熱の出入が年間通して一番多いのが「窓」で、夏74%、冬52%と意外と知られていません。窓の断熱化は特に重要です。さらに、通風や採光に配慮して窓を設けることで、エアコンの使用が抑えられたリ、照明器具の利用時間を減らすこともできるでしょう。

窓からの熱の流入出比率

【算出条件 窓からの熱の流入出比率】
●使用ソフト:AE-Sim/Heat(建築の温熱環境シミュレーションプログラム)/(株)建築環境ソリューションズ
●気象データ:「拡張アメダス気象データ」2000年版 標準年/(一社)日本建築学会
●住宅モデル:2階建て/延床面積 120.08㎡/開口部面積 32.2㎡(4~8地域)「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説Ⅱ住宅」標準住戸のプラン
●躯体:平成28年省エネルギー基準レベル相当 
●窓種:アルミ(複層ガラス)

リノベーションのデメリットとは?

リノベーションは、メリットばかりではありません。ここでは、デメリットも見ていきましょう。

デメリット1:
コストが高くつくケースもある

購入した中古住宅の状態によっては、新築と比較して入居するまでにコストがかかる場合があります。たとえば、老朽化が進みすぎた物件は補修費用が膨らみがちです。また、耐震性の法定基準をクリアしなくてはならないため、耐震診断など工事費以外の費用が発生して、結果的にコストが高くなることがあります。リノベーションを検討する際は、目に見える表面的な場所だけでなく、壁、床、柱、排水管それぞれの傷み具合も確認しましょう。中古住宅の購入時などに住まいの状態を診断(インスペクション)をしてくれる専門的な団体や業者(インスペクター)に相談するのもよいでしょう。

デメリット2:
中古住宅のつくりによって
自由度が制限される場合がある

既存の建物の構造体を利用するので、新築に比べて自由度が制限されることがあります。戸建ての場合、建物の強度を維持するために取り壊せない構造壁や柱が多い物件では、広い空間を確保しにくいケースも見られます。このような物件では、既存の壁や柱を活かしたリノベーションの検討を。構造壁が複数残ってしまうと室内は暗くなりがちですが、たとえば、その間を壁などでふさぐのではなくガラス戸を設置すれば、開放感を演出したり外から光を取り込むことができます。

デメリット3:
準備期間が長くなり、
すぐに住めないケースも

一般的に、中古住宅を購入してからリノベーションし入居するまでには、工事を行うための建物の調査、これをもとにした設計、主要箇所の取り壊し、工事という流れになります。そのため、実際に住めるようになるまでに時間がかかります。プランニングに時間をかけたり、大規模な工事になったりすると入居までさらに時間が必要に。工事期間中の仮住まいなども、長く借りなくてはなりません。

リノベーションのメリットを活かした事例を紹介

これまでにご説明したメリットを生かせる、リノベーション参考施工事例をご紹介します。

もとのつくりを活かす
リノベーション

もとのつくりを活かしながら、個性的なデザインを追及するパターンです。たとえば気に入った壁や柱、梁は、インテリアの一部として取り込む方法も。古民家など古い日本家屋は、新たに加える部材の色合いや質を吟味して、美しい和洋折衷のスタイルにすることもできます。

次世代への継承 
古民家再生

ライフスタイルに合わせる
リノベーション

夫婦ふたりあるいは小さい子どものいるファミリーの生活、趣味を楽しむ生活など、その時々のライフスタイルに合わせてプランニングするパターンです。たとえば、小さい子どもがいる場合、間仕切り壁などを取り除いて開放的な間取りに変更すれば、フロア全体が見渡せて安心です。また、間仕切り壁を加えられるような工夫をしておくと、家族が増え新たに部屋が必要になったときにも柔軟に対応できます。

「変わるもの・変えないもの・変わらないもの」

住環境を改善する
リノベーション

住まいの機能的な問題を解消するパターンです。たとえば、光が当たらず暗さを感じている場合は天窓を設けたり、湿気がこもりやすい場合は、風の通り道を考えて部屋の2カ所に窓を設けたりすることで住環境を改善できます。また、築年数が経ったいわゆる旧耐震の住宅でも、耐震改修によって耐震性、安全性を高められます。窓や玄関ドアを断熱性能の高い商品に取り替えたり、壁や床に断熱材を加えるなどの省エネ改修を行い、1年を通じて室内を快適な温度に保てるようにした事例も増えてきました。

「藤原京をのぞむ家」

TDYリフォーム情報サイトでは、参考になるリノベーションの事例を豊富にラインナップしています。ぜひ、ご参考ください。

リフォーム実例集

リノベーション検討中の方へ

リノベーションのメリットは、既存の床、壁、柱など建物の基本的な部分を活かせる点です。新築の戸建てのように土台から構造を立ち上げる必要がないため、コストを抑えながら快適な住まいをつくれます。一部分ではなく、広い範囲を改修するケースが多く、建物全体として機能性や快適性を高めたいときに向いています。

リノベーションやリフォームを検討している方は、安心して暮らせる、人と地球にやさしい家づくりをご提案するTDYの「グリーンリモデル」がおすすめ。住まい手の皆さまと共に、「健康配慮」「長もち住宅」「CO2削減」という3つの視点から希望の住まいをつくります。まずは、TOTOの水まわり、DAIKENのフローリング・内装ドア、YKK APの窓・玄関ドア・エクステリアなど、3社の商品をご覧いただけるコラボレーションショールームにお立ち寄りください。理想の住まいづくりをサポートいたします。

※この記事内容は、2019年10月16日時点での情報です。ご了承ください。

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