キッチンまわりの収納は十分な容量を

どんな家庭でも、毎日のように使うキッチンは、使い勝手にはこだわりたいもの。しかし実際には満足していない…という人も多いのではないでしょうか。あるアンケート結果では、キッチンに関する料理以外の悩みとして、「収納が足りていない・すぐに散らかる」が第1 位という結果に。あらゆる調理器具や調味料、まとめ買いした食料、最近ではさまざまな調理家電も増えており、キッチンはモノだらけという家庭も多いのではないでしょうか。これからキッチンをつくるのであれば収納の容量は大きめにつくっておくのがおすすめです。もちろん、容量だけでなく使い勝手も重要です。モノの形や大きさに合わせて、取り出しやすく収納しやすくするのも忘れずに。また扉付きの収納を選べば、急な来客があったときにもさっと隠せるので便利です。スペースに余裕があれば、キッチンに隣接したパントリーを設けるのもよいでしょう。

自宅に備え付けの収納で不満のある場所はどこですか？

※出典：Ideaパレット「収納についてのアンケート」

使いやすさにこだわる

コンパクトでも収納力抜群。
ウォークスルーパントリー

家族構成・夫（30 代/ 会社員）・妻（30 代/ 会社員）・子ども（1 歳）

子育ては郊外の自然のある場所でと決めていた私たちは、子どもの誕生を機に中古のマンションを購入してリモデルすることに。共働き夫婦で買い物は週末にまとめ買い、また時短のうれしい調理家電を揃えたけどキッチンまわりに置き場がない状態。そこで収納の確保が最優先ポイントでした。モノが多く片付けが大変だったキッチンまわりには大容量の収納スペースを設けてスッキリ。さらにリビングを通らずにキッチンに出入りできる家事動線を設け、通路壁面を活用してパントリースペースにしました。頻繁に使わない食器や調理器具などはもちろんのこと、お米や箱買いのペットボトル、乾物やレトルトなどの保存食なども安い時にまとめ買いして収納。いざという時にも安心です。スッキリしたキッチンまわりで私たちらしいおいしい時間が始まります。

Before
- キッチンまわりに収納スペースが不足
- 洗面室はスペースを使いにくくする開戸タイプ
After
- キッチンと洗面・浴室を最短距離でつないだラクラク動線
- 通路壁面を利用したウォークスルー型パントリーでまとめ買いも大丈夫
- 大容量のキッチン収納はカウンター付きで、調理家電を置いたり、ちょっとした調理も可能
- リビングダイニングを見渡せ、家族とコミュニケーションを取りやすい対面キッチン