トイレは日々の暮らしに欠かせない場所。最新の設備機器をうまく取り入れれば、快適なリラックススペースに生まれ変わります。毎日を健康に過ごせて、お客様にも自慢できるような、わが家のイチ推しの場にリフォームするための4つのポイントについて、ご紹介します。
家族の健康を育む、
トイレリフォームのメリット
トイレは家族全員が毎日使う、生活に欠かせない場所です。住まいが築10~15年を経過すると、使用頻度や使い方によっては、トイレの部品や機能に不具合が出てくる場合も。また、家族に暮らしや健康状態にも変化がみられるころでもあるので、トイレのリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
陶器の便器の場合、耐久性が高いため、物理的に破損しない限り、交換やリフォームの必要性を感じられにくいかもしれません。しかし、そこに使用されている便器本体・便座などの一部の部材については、10~20年程度で寿命を迎えるものもあります。一見、問題がないように見えるトイレも劣化が進んでいる場合もあるでしょう。
また、10年も経過すれば、その分、家族も年齢を重ねることになり、日々の暮らし方や健康状態にも変化が生じるものです。以前は気にならなかった冬の底冷えが厳しく感じられるようになったり、照明が暗く感じられるようになったり。トイレ掃除に体力的な負担を感じるようになることも考えられます。
そのようなタイミングでのトイレリフォームは、劣化対策というだけでなく、使い勝手の改善や家事の負担軽減、住まいの快適性の向上といった、ポジティブな意義もあるのです。トイレをリフォームすることで得られるメリットには以下のようなものが挙げられます。
機能が向上する
近年のトイレ機器は10年前と比べても大幅に機能が向上しています。特に節水効果、抗菌・防汚面などは技術が進んでおり、トイレを交換するだけでも光熱費削減やお手入れの負担軽減が期待できます。
健康維持が図れる
ウォシュレット®など機能面が進化・普及するとともに、トイレ空間の断熱や暖房が進んだことで、トイレが快適に過ごせるようになっています。寒さによる身体への負担の軽減にもつながっている模様。TOTOでは便器に便の形・色・量を自動で計測できる新機能「便スキャン」を搭載するなど、トイレには健康維持を図る場としての可能性も見えています。
内装のイメージを一新
便器だけでなく、床・壁・天井などの内装を替えることで、空間のイメージが一新します。リビングなどの居室と合わせたコーディネートを楽しんだり、もしくは反対に大胆にインテリアスタイルを変えたりして、気分転換の場にするのもお勧めです。
家族の安心・安全を守る
必要な手すりを設置したり、出入り口の段差を解消したりすることで、家族がより安心してトイレを使用できるようになります。センサーライトを設置すれば、夜間の使用もスムーズに。
新築時、トイレはどうしても優先度が低く、スペースも機能も最小限のものになりがちです。
最新の設備や技術を活かし、トイレをより快適な場所へとリフォームすることで、わが家の暮らしやすさはぐっとよくなるはずです。
予算や必要性に合わせて
トイレリフォームのタイプを検討
トイレリフォームは、その範囲によって費用が大きく変わってきます。わが家ではどの程度のリフォームが必要になるのか、予算に合わせて検討してみましょう。
トイレのリフォームの場合、「トイレ本体の交換」「トイレ本体とともに内装も更新」「収納や手すりなどの機能も加える」といった3パターンが一般的です。それぞれのメリットと注意点についてご紹介します。
トイレ本体のみ交換
便器を新しいものに交換することで節水や衛生面の向上が期待できます。配管の不具合などをチェックする機会にもなり、漏水のリスクをケアすることにも。工事の間はトイレが使えなくなる時間帯もあるので、その間の対処を考えておきましょう。
トイレ本体とともに内装も更新
トイレ交換と同時に内装も新しくすると、トイレ空間はガラリと変わります。防水性の高い床材、防汚性のあるクロスなどを用いることで、汚れにくく掃除のしやすいトイレにすることも可能です。内装を撤去してトイレ交換ができるので、施工の効率がよく、費用対効果が高いリフォームといえます。
収納や手すり、内窓などを加える
トイレリフォームの際、手すりの設置や段差の解消、内窓の取り付けなどを行うことで、家族の安全と快適さを確保できます。オプションとして収納ユニットを採用すれば、トイレットペーパーの保管や清掃用具の整理も。ただし、こうした機能を加える場合には、既存のトイレ空間を広げる工夫が必要になることもあります。
それぞれのメリットとデメリット、家族のニーズや予算、トイレの状態などを考慮して、わが家にとって最適なプランになるように検討しましょう。
トイレリフォームを成功させるために
注意しておきたいこと
トイレのリフォームを成功させるには、それぞれの住まいや家族の状況に合わせてディテールに目を配り、配慮を行き届かせることが大切です。どこに気を付けるべきか、見落としがちな点などについてご説明します。
便器本体だけでなくトイレ空間全体をリフォームする場合、実際に使用するシーンを想定してプランニングすると、使い勝手や快適性が向上します。たとえば以下のようなポイントを意識してリフォームにのぞむと、より理想に近いトイレになるはずです。
内装材には防汚性や調湿性のあるものを選ぶ
トイレには常に水があり、周囲にも水滴が飛散しやすい場所です。床・壁には耐水性、防汚性の高い仕上げ材を選びたいものです。また、壁や天井には消臭・調湿機能のある仕上げ材も検討を。特に、春先から梅雨どき、夏などの湿気対策に有効です。調湿機能を持つ天井材には、『クリアトーン12SⅡ トイレ天井』(DAIKEN)などがあります。
トイレ内がすっきり落ち着くように収納スペースを用意する
トイレにはトイレットペーパーのほか、トイレ用洗剤、掃除用具、便座カバー、芳香剤など、意外に多くのモノがあります。それらをしまえるような収納があると、見た目にもすっきりしますし、掃除もしやすくなります。便器とシリーズの収納ユニットなどもお勧め。トイレットペーパーなどのサイズに合わせてあり、空間が有効に活用できます。
電気製品が使えるようにコンセントを用意する
トイレでは、ウォシュレット®のほか、温風ヒーターなどの暖房機器を使うこともあります。そうした電気製品が使えるように、コンセントを複数用意しておくと便利です。
将来手すりなどを取り付けられるように壁下地を計画する
これからさらに10~20年後、家族の体調の変化などに合わせて、再度トイレ空間に手を入れることも考えられます。手すりを付けたり、収納を設置したりといったことが可能なように、壁に下地を入れておくと、時間が経っていてもプランしやすくなります。
こうした設計・施工上の工夫については、経験豊富なプロからの提案も心強いもの。実績のある水まわりのリフォーム会社や建材メーカーのショールームスタッフなどに相談してみるといいでしょう。
トイレをワンランクアップさせる
リフォームのヒント
せっかくトイレをリフォームするなら、便器や内装を新しくするだけでなく、もう一歩踏み込んで、トイレ空間そのものをさらに快適な環境にしてみてはいかがでしょうか。従来の「用を足す」だけではなく、心身ともにリラックスできるウェルネスケアのスペースとして生まれ変わるはずです。
かつてトイレは「ご不浄」とも呼ばれ、居室から距離をとった「離れ」として母屋の外に配置されていました。しかし、現在は衛生面が大きく改善されたこともあり、屋内でゆっくりと時間を過ごす場としても利用されるようになってきています。
以下のような点をふまえると、トイレをより健康的に快適にくつろげるリラックススペースとして生まれ変わらせることができます。
インテリアで遊ぶ
トイレは独立した個室空間なので、家族とくつろぐリビングとは異なったインテリアを楽しむという選択肢もあります。大胆な柄のクロスやオブジェのような照明を設置して個性的なデザインにするのもOK。逆に、木目などを活かし、カフェのような落ち着いたコーディネートにしてリラックスできる場所にするのもおすすめです。決して広くはないので、施工面積も使用する建材の量も少なくて済み、一般的な居室よりもコストをかけずに好みのインテリアを実現できます。
断熱改修して夏も冬も快適に
一般的にトイレは給排水や換気の都合で外気に接する場所にあることが多く、夏の暑さ、冬の底冷えに悩まされたりします。そこでリフォームの際に床・壁・天井に断熱材を加える、開口部に高断熱の内窓を設置するなどの断熱改修を施すことで、安定した温熱環境に保つことができるようになります。可能であれば、熱交換型換気扇に変えたり、冬はヒーターなどを設置したりすることで、より快適に。温度差で血圧が急に変動するヒートショックのリスクも低減できます。
好みのプライベートルームにカスタム
近年のトイレリフォームのトレンドのひとつは「居室化」。本棚を設置して読書したり、スマホを充電できるコンセントを用意したり、バーやカフェのようなムーディーな間接照明を設置したり。他の家族の意向とすり合わせる必要はありますが、自分好みのプライベートルームとしてカスタムするのも楽しいものです。
毎日使うトイレがいまよりも快適に、ひとりの時間を満喫できる場になったら嬉しいですよね。間取りによっては、隣接する洗面所や廊下なども仕切り直すというリフォームプランも考えられます。せっかくリフォームするなら、暮らしに喜びや心のゆとりを増すような、空間を実現したいものです。
TDYのコラボレーションショールームでは、TOTOの水まわり商品、DAIKENの建材、YKK APの窓商品など、リモデルに役立つ商品をご覧いただけます。 またTOTO、DAIKEN、YKK APがご提案している「十人十家(じゅうにんといえ)」でも、それらの商品を取り入れたさまざまなリフォーム空間をご覧いただけますので、ぜひご活用ください。
トイレ空間づくりに役立つ
商品のご紹介
トイレは脇役ではなく、もはや住まいの主役のひとつと考えてもいいかもしれません。健康をサポートする場所として、便器、床、壁、窓を含め、快適な空間をもたらすものをきちんと選びましょう。
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TOTO ウォシュレット一体型便器
ネオレストLS高度なクリーン技術と癒しをもたらすデザイン。これからの暮らしをさらなる高みへと引き上げます。
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DAIKEN トイレタフ
継ぎ目が少なく施工できる大判サイズ。水掛かりや薬品に強いトイレ専用フロアです。
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DAIKEN グラビオLB木目柄
表面は水や汚れに強い抗菌PETフィルムなのでお手入れが簡単です。汚れやカビの発生しやすい洗面、脱衣所、トイレやキッチンがおすすめです。
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DAIKEN クリアトーン12SⅡ トイレ天井
気になるトイレの臭いを吸着し、消臭します。一般的なトイレにあわせたサイズで、羽目板感覚でスピーディーに施工が可能です。
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YKK AP ウチリモ 内窓
いまある窓の内側に新しい窓を取付けて二重窓に。1窓約60分の簡単施工で断熱性・気密性が高まります。
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TDY オンラインリフォーム
相談センターご自宅にいながら、お持ちのスマホ・パソコン・タブレットで、簡単にリフォームについてご相談いただけます。
※この記事内容は、2026年2月27日時点での情報です。ご了承ください。
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