井上商環境設計株式会社(香川県高松市)
夫婦で家にいる時間が長くなりました。広い空間の中に、夫婦それぞれの居場所を持ち、ゆとりを持って暮らすことができています。思春期真っ盛りの息子たち。この時期に個室を設けることができてホッとしています。オープンキッチンになったおかげで、料理好きの長男と一緒に作業ができるようになりました。親子の会話も増えて大満足です。インテリアの観葉植物もたくさん置けて、仕事の疲れを癒せる住まいになりました。寝室から浴室やトイレへのアクセスがシンプルになり、朝の身支度や入浴後の段取りもスムーズです。LDKはガラスブロックからの採光が明るく、広々した空間で心地が良いです。新しくできたテラスでは、趣味の植栽を楽しんでいます。
医院として使用されていた1階をご夫婦の住まいに全面リモデル。ガラスブロックの吹き抜けが印象的な待合スペースをリビングに変更し、昼と夜で異なる雰囲気を演出。ダイニングキッチンを中心に生活動線を設定し、寝室と水まわりのアクセスもコンパクトに。勝手口を玄関に変更し、もとのエントランスはテラスとして活用しました。
間延びした印象になることなく、広々とした空間にメリハリを持たせているところに力量を感じます。各空間にゆとりを持たせながら、スムーズにアクセスできるよう動線が設計されている点も見事。