設計:畠中秀幸 施工:株式会社 アルティザン建築工房(北海道札幌市)
札幌の中古住宅+リノベーション専門店
画一的なイメージのマンションが、唯一無二の住まいに生まれ変わり大満足です。LDKは時間ごとに光と影の表情が変わり、木の温かみを感じます。木のルーバーは、釘が見えないように大工さんが工夫してくださり、可動棚にもなるところが気に入っています。部屋の片隅に置かれていたピアノがLDKのメインに移動し、人が集まってコンサートのような時間を過ごすこともあります。
玄関ホールと洋室は白、和室と水まわりはダークブラウン、LDKは木と、ゾーンに異なるテイストを設定してデザイン。3つの空間を回遊することで暮らしにリズムを生み出しました。特徴的なリビングのルーバーは京都の寺社や街並み、竹林をイメージ。好きな位置に板を挟んで、可動式ディスプレイ棚として使用できるようにしました。
木のルーバーが圧巻。造作家具にもモチーフを採用し、徹底的にやり切ったところが素晴らしいと思います。キッチンのコンロや冷蔵庫をリビング側から見えないように配置した点にも工夫が感じられます。
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