部位別部門　キッチン・リビング　審査員奨励賞入賞作品［ゆったり暮らす　終の棲家］ | コンテスト2014

家具などで狭いリビングは、ソファにも座らず機能していない。書斎が物置になっている。対面式キッチンだと来客時に丸見えなので、独立型にしたい。将来に備えて寝室の近くにトイレを配置したい。

S様邸
形態：戸建住宅
築年数：24年
リモデル面積：90m²→90m²
リモデル日数：60日
リモデル費用：1250万円

リモデル後のお施主様の声キッチンとLDが今までより遠くなると思っていましたが、調理して配膳するのは以前より楽になりました。キッチンの窓からは朝日が入って明るく、来客もわかって助かります。寝室から直線でつながったLDKは風通しも動線も良くなりました。リビングはソファを置くのをやめ、ダイニングテーブルを新調し、広々と使っています。トイレが寝室のそばになり、夜も安心です。

設計のポイント LDからキッチン、寝室への動線を短くし、寝室の近くにトイレを配置。ご夫婦が終の棲家として暮らしやすい間取りに変更しました。キッチンは来客時でも使いやすい独立型に。外の景色が眺められる窓を設け、造り付け収納カウンターやパントリーで収納を充実させました。

審査員からのメッセージ書斎と廊下だったスペースを使って独立型のキッチンをうまくつくりました。開口部と明るい内装が圧迫感を和らげ、パントリーを設けることですっきりした空間に。LDKは梁とテレビ背面のクロスがアクセントとして有効。