空間別部門　バリアフリー＆ユニバーサルデザイン審査員奨励賞入賞作品［快適なバリアフリーライフを送るために］ | コンテスト2010

株式会社東京堂（福島県郡山市）　

まもなく100歳を迎える母がデイサービスに行くときに、自分の部屋の窓から車いすで移動し、車に乗り込めるようにしたい。

M.Y邸

BEFORE		AFTER

デッキからスロープを通れば、デイサービスの方が1人でも車いすを押して移動できるようになったので、とても助かっています。家族が母と一緒に外出するときも、移動が楽です。天気のよい日には、車いすのままデッキで日光浴をしています。

高齢のお母様が、ご自身の部屋の窓から車いすで直接外へ出られるように、濡れ縁を撤去してスロープ付きのデッキを設置。さらに、デッキをコンクリート仕上げの小道につなげ、駐車場までの移動を楽にしました。

庭木や踏み石などがあり、玄関からの動線では車いすで駐車場へ移動するのが困難ということで、スロープ付きデッキとコンクリート仕上げの小道をつくりバリアフリー化。ゆとりのあるデッキは、お母様ご本人と介護するご家族双方の体の負担を軽減するよいアイデアです。