空間別部門　バリアフリー＆ユニバーサルデザイン最優秀賞入賞作品［家族を思う　～空間のバリアフリー＋心のバリアフリー計画～］ | コンテスト2010

株式会社スペースアップ八尾店（大阪府八尾市）　

車いすの父との同居を機にバリアフリーに。すべての生活スペースを1階にし、お互いの様子が常にわかるようにしたい。車いすでも入れる玄関にしたい。

Y邸

BEFORE		AFTER

各部屋の扉を開けると3つの空間がつながり、LDKが開放的になります。父の様子もすぐわかるし、家族の会話も増えました。大きなサッシから光が入り、快適に過ごしています。スロープのおかげで外からの出入りもスムーズ。間口が広いので室内での車いす移動も自由にできます。

傾斜地で中2階に玄関があるため、庭に新設したスロープからダイニングのインナーテラスに車いすで直接入れる動線を設計。2階にあったLDKを1階に移し、ダイニングを中心に家族のつながりが感じられる間取りに。

リビングを兼ねた息子さん夫婦の部屋とお父様の部屋が、ダイニングを中心に家族のつながりが感じられる配置になっています。各部屋の出入り口を広く取り、車いすでの移動のしやすさだけでなく、空間の開放感も演出。スロープからインナーテラスとつながる外からのバリアフリーの動線も名案です。