空間別部門　バリアフリー&ユニバーサルデザイン　審査員奨励賞入賞作品［仕上がって実感！　ヒートショックのない温かな住まい］ | コンテスト2013

リビングが閉鎖的で暗く、昼間でも照明が必要。昼間に孫を預かるので、キッチンからリビングが見渡せるようにしたい。浴室と洗面所が寒い。

H.Y邸
形態：戸建住宅
築年数：30年
リモデル面積：50m²→50m²
リモデル日数：80日
リモデル費用：800万円

リモデル後のお施主様の声リビングから直接洗面・浴室につながったことで、冬の寒さを感じず、暖かく暮らせるようになりました。対面キッチンとなり、孫の様子がいつもうかがえて安心です。来客の際は空間を仕切ることができるので、ストレスなく暮らすことができます。

設計のポイント廊下を取り込み、LDKから洗面脱衣所や浴室に直接行けるプランとし、ヒートショックに配慮。リビングとDKの間は3枚引き込み戸を設け、開閉によって温度調節も可能に。リビングにはゆっくりくつろげる畳コーナーを設置。

審査員からのメッセージ昼間でも暗いリビングを快適にするために、LDKの2か所にトップライトを設けて明るさを確保。北陸の冬の寒さに配慮し、LDKから廊下に出ずに洗面脱衣所、浴室に行けるようにしたことで、ヒートショックのない“温度のバリアフリー”を実現。採風建具や畳コーナーの竹の天井もきれいです。