空間別部門　バリアフリー&ユニバーサルデザイン　審査員奨励賞入賞作品［安心で優しいお母さん思いの家］ | コンテスト2013

母が退院し、リハビリ生活を始めるのを機に同居することに。バリアフリーにして、母が安心して療養できる環境に整えたい。

M邸
形態：戸建住宅
築年数：25年
リモデル面積：152m²→155m²
リモデル日数：20日
リモデル費用：120万円

リモデル後のお施主様の声段差がなくなったので、家の中を自由に移動しています。主人が残してくれた家が見事に生まれ変わり、うれしいです（お母様）。母と家族が安心して暮らせるようになったことが一番の喜びです。リモデルによって母が自立でき、さらにお互いのプライバシーを保ちながら支え合う暮らしが実現できて本当によかったと思います（奥様）。

設計のポイントお母様のリハビリ生活を機に息子さん家族と同居するため、安心して暮らせる住まいに。段差だらけだった室内をフラットにし、廊下には手すりを設置。茶の間をお母様の寝室につくり替え、隣にトイレと洗面台を設けました。

審査員からのメッセージ療養されるお母様も、お母様を支える家族も快適なバリアフリー住宅を実現。お母様の寝室の隣に設けたトイレは、寝室に直結していながら、寝室側からは内部が見えないレイアウトが好印象。広さも十分で、介護が必要になったときも安心です。欄間を再利用した安らぎのある空間づくりも印象的。