テーマ別部門　機能向上プランニング　審査員奨励賞入賞作品［家族繋がる空間］ | コンテスト2013

茶の間が個室になっているため、LDKにいる家族と一体感がない。キッチンが孤立し、家族の様子が見えない。収納が足りず、物があふれている。窓や床からの冷気などで室内が寒い。

T.T邸
形態：戸建住宅
築年数：20年
リモデル面積：73.9m²→93.9m²
リモデル日数：70日
リモデル費用：1290万円

リモデル後のお施主様の声 LDKと茶の間が一体となり、家族がそれぞれの場所にいても様子が見えて、家族もつながる空間になりました。収納場所が増えたのですっきり片づき、ストレスもありません。可動式の収納棚は、パソコンをしたり、冬場は蘭を飾ったり、多目的に使っています。

設計のポイント茶の間の間仕切りを取り払い、LDKと畳スペースを一体化。対面キッチンを取り入れ、ダイニングテーブルを斜めに配したことでそれぞれの距離を縮め、見渡しやすくしました。LDKに収納家具や収納棚を設置し、収納力をアップ。

審査員からのメッセージ LDKとつながる畳スペースを設け、DKにいる家族とのコミュニケーションがとれるように工夫。新たに設けたテラスデッキとともに、ゆったりくつろげる空間となっています。キッチンカウンターに接続したテーブルを斜めに配したのも妙案。廊下や収納も斜めに設け、スペースを有効活用しています。