空間別部門　バリアフリー＆ユニバーサルデザイン　審査員奨励賞入賞作品［65歳からのラクラクハウス］ | コンテスト2011

介護が必要になった両親と一緒に暮らすため、介護しやすい間取りにしたい。特に、水まわりは十分な広さと使い勝手、安全性に配慮してほしい。

Y邸
住宅形態：戸建住宅
築年数：18年
リモデル面積：58m²→58m²
リモデル日数：8日
リモデル費用：410万円

施設に入っていた父親を自宅に呼び戻すことができ、両親も幸せそうでうれしい。介護は大変ですが、介護のことを考えた水まわり商品を選んだので、だいぶ楽になりました。母親はひとりで自分のことができるようになり、助かっています。

ご両親の介護のしやすさを重視して間取りを変更。トイレは寝室側と洗面所側の2方向から出入りが可能。前方とサイドにアームレストも取り付けました。車いすのまま使える洗面台、ベンチ付きの広い浴室も設えました。

広々としたLDKは車いすの移動もスムーズで、掃き出し窓と車庫をつなぐスロープによって外出もしやすくなっています。浴槽への出入りがしやすいベンチ付きのユニットバス、2ヵ所に出入口があるトイレなど、介護を受ける人、介護する人の双方が楽に暮らせるよう、工夫が凝らされています。