空間別部門　バリアフリー＆ユニバーサルデザイン　審査員奨励賞入賞作品［広くてコンパクトな空間］ | コンテスト2011

将来に備えて車いすでも入れるようにトイレの空間を広くしたが、手すりなどの位置が遠くて使いにくい。収納棚も使い勝手が悪い。

T邸
住宅形態：戸建住宅
築年数：13年
リモデル面積：148m²→148m²
リモデル日数：5日
リモデル費用：60万円

手すりが近くにあるので立ち座りがスムーズになり、体の負担が減りました。2階のトイレは小便器もありますが、出入口から小便器までの移動距離が短くなり、楽に使えるようになりました。

2階と3階にある2つのトイレをリモデル。いずれもトイレでの動作を考慮しながら使い勝手が悪かった手すりの位置を変更。オープン棚も撤去して、コーナーに手すりを兼ねた収納キャビネットを新たに造作しました。

将来、車いすでも使えるようにと広いスペースを確保していましたが、手すりや収納棚が遠くて使いにくい…という問題を抱えていました。洋式便器の位置は変えないまま、手すり兼収納キャビネットを造作し、立ち座りの動作をラクにするなど、使いやすいトイレに生まれ変わりました。