空間別部門　バス＆洗面所　審査員奨励賞入賞作品［「記憶」を残すリモデル～遠藤楽氏設計の住宅改修～］ | コンテスト2011

冬場、洗面脱衣室と浴室が寒く、浴槽も深いのが不満。高齢になった自分たちが安全に快適に入浴、洗顔ができるようにしたい。

T.T邸
住宅形態：戸建住宅
築年数：43年
リモデル面積：66m²
リモデル日数：20日
リモデル費用：260万円

建て替えではなくリモデルにしたことで、長年住み続けた家の記憶をそのまま残すことができるのでよかったです。浴室に手すりを設置したことで、想像以上に身体への負担がなくなり、ヒノキの香りもよいのでゆったりと入浴を楽しめます。

築40年で老朽化した浴室、洗面所兼トイレをリモデル。暖房機の設置と窓のペアガラスで暖かい空間に。浴室はハーフユニットバスにヒノキ羽目板を組み合わせ、出入り口の段差解消、手すりの設置でバリアフリーも万全。

高齢のご夫婦ふたり暮らしとあって、使い勝手と快適性を重視したリモデルに。ヒートショック対策として、浴室と洗面脱衣室の大きな窓をペアガラスに変更し、どちらの空間にも暖房機を設置。浴室のヒノキ羽目板仕上げは質感と香りが楽しめます。洗面台を造作して収納の充実も図られています。