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「なんだかホッとするねぇ」ご夫婦のこれからをつなぐ新しい古き良き住まいへ。
形態 | 一戸建て |
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築年数 | 90年 |
家族構成 | 本人・配偶者 |
リフォーム面積 | 128m² |
施工期間 | 120日 |
総工費 | 2500万円 |
使用したTDY商品 |
キッチン:ミッテ(TOTO) |
テーマ |
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リフォームポイント
このご夫婦は、十数年前からご主人が単身赴任をされていて、月に2回程度ご自宅に帰ってこられるという生活スタイル。
築90年になる母屋の老朽化に伴い、ご夫婦は離れの家で娘さん夫婦と共に暮らされる生活でした。
親子と言えども一緒に暮らすのは難しいこともあり、なんとか母屋を改装して住めないだろうかと考えご相談に来られました。
あまり手を入れられずにいた母屋は老朽化が進んでおり、全面改装となると予算も跳ね上がるので、
1階を中心に暮らしやすさを追求したプランにしました。
特に寝室は耐震性を高めようと耐震基礎を施し、全体的には床壁を強化しました。
奥さまは元々、和モダンテイストがお好きで、古民家の風情を残していく私の考えに共感いただきました。
趣ある欄間や建具はとても魅力的で、どこかに上手く使っていきたいと考えました。
お客様が度々来られるお宅ですので、トイレ空間にもとてもこだわりました。
こだわりのレストルーム
①木製の格子でアクセントをつけて
②間接照明
③モダンな既存の欄間(③)を再利用
④壁はデザイン性のある珪藻土の塗り壁に
⑤こちらでデザインしたオリジナルの手洗いカウンター
トイレの横の棚に欄間の明かりがもれて良い雰囲気
別の部屋で使用されていた既存の襖(①)を移設。
新しい書院に、元々あった書院の建具(②)を移設し既存の建具も2枚だけ使用。
グッと重厚感ある雰囲気に生まれ変わりました。
改装前、和室③にあった書院。
建具のみ再利用し改装後のリビングと和室の書院に再利用設置。
【お悩み】
・築90年の家屋で、ここ数年は老朽化で娘さん夫婦の住む離れで暮らされており、とても窮屈な生活。
・木の窓が風で割れないか不安で、隙間風がとても寒い。
・耐震性に問題がないかとても不安でゆっくりと寝れない。
【ご要望】
・古民家の雰囲気を大切に残しながら、安心安全な住まいに変えたい。
・これから夫婦二人で心地よく歳を重ねていける住まいにしてほしい。
・古臭い感じではなく、スッキリとしたカッコイイ古民家にしたい。
まずは構造的なものを見直し、耐震性を高めるため基礎工事から考えました。
これから歳を重ねられても安心安全に暮らしていただけるよう、各所の段差を見直し、寝室を中心に水廻りの動線がスムーズになるよう考えました。
1・2階全てのサッシを新しくし、断熱材にもこだわり、住まいの断熱性能を高めました。
この家の中で一番明るい表の和室2部屋は、長い時間過ごされるLDKにしました。
その上で今回こだわったのが、既存の趣あるものをどのように活かしていくかです。
風情ある表情豊かな欄間や建具は今後手に入らないようなものもあり、それらを各所にモダンに新しい姿で残していくことに神経を集中しました。
リフォームを終えたお客様の声
想像していた通りの出来栄えでした。
私はとにかく和モダンが大好きで、古いものを上手に活かしてもらえて、とても驚きましたし、嬉しかったです。
離れで娘夫婦と窮屈に過ごしておりましたが、これからは心地よい空間で、娘たちと程よい距離感の中で気持ちよく過ごせます。
まだ単身赴任中の主人も帰ってきたときは、庭いじりをしながら、新しくなった我が家を満喫し、心から家でゆっくりと過ごせると喜んでおります。
古くて、手入れもそこそこだった住むに住めないわが家が、どこよりも美しくモダンにかっこよくしていただき、毎日が楽しみでなりません。
離れからやってくる孫たちも伸び伸びと過ごすことができ、安心して見ていられます。
今後主人が単身赴任を終えて、完全に帰ってくる日がきても、夫婦二人でゆっくりと過ごせる安心安全な素敵な住まいがあることが今後の私の支えになります。
思い切ってリフォームして本当によかったです。
このお店が施工しました
e-life 三和商事株式会社