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家族三世代が集う家
形態 | 一戸建て |
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築年数 | 56年 |
家族構成 | 本人・配偶者・子供 |
リフォーム面積 | 105.8m² |
施工期間 | 90日 |
総工費 | 2000万円 |
使用したTDY商品 |
キッチン:ミッテ(TOTO) |
テーマ |
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リフォームポイント
家族三世代が集う家
お施主様ご家族が母屋に移り住んでも母屋はご両親にとってもまだまだ必要な存在。家族が集うための工夫を様々な視点から考え、その時の状況に合わせて生活ができるような間取りを目指しました。
ご近所さんが来たり、お友達が来たり、親戚が集まることもある。色々な使い方ができるような、柔軟性
ご両親もよく出入りされるので安心で快適に過ごせるような、安全性
使えていない空間を甦らせて、より過ごしやすく、使いやすくなるような、利便性
〇フレキシブル玄関土間
間仕切を開閉することで玄関土間は色々な顔を持たせることが出来ます↓
【セカンドリビング】
見たいテレビが家族で違うときは間仕切を開けてセカンドリビングとして使えます。
【団らんの空間】
法事など家族の行事があるときはこの母屋に大人数が集まるとのことなので、二間続きの和室を開け放して親戚が集まる空間のプラスαとして使えます。
【応接間】
急な来客の時はLDKとの間の開閉間仕切を閉めて、プライベート空間を隠せます。一瞬で応接間に早変わり!
〇水廻りを固める
以前は水廻り設備がバラバラで靴を履かないと行けなかったのですが、整理して1か所にまとめ、さらにご両親の介護も想定し寝室に近い位置に持ってくることで安心できる快適な水廻り空間にしました。
〇2階和室の復活
今まで使われていなかった空間に階段を掛けることで誰もが上り下りしやすくなり、有効活用できるようになった。よく風が通り寝心地が良いので今では家族全員で川の字になって寝る寝室になっています。
〇段差分配
リフォーム範囲外の和室に合わせるとどうしても50cm程の段差ができてしまうので、段差を3箇所に分配し大きな段差を極力減らすようにしました。
〇通り抜け土間
ご家族で農業をされるので土の付いた野菜を持って小屋側に出ることがあるので玄関から入って下足のまま勝手口方面に出られる動線を作りました。
お施主様は奥様とお子様3人の5人家族でご実家の離れにお住まいで、お子様の成長と共にお住まいが手狭になってきたので母屋に住まいを移し、母屋にお住まいだったご両親が離れに移られる、住み替えをされることになったのがリフォームを考えられたきっかけです。
母屋は、水回り設備に行くには必ず靴を履かないといけない、離れには浴室がなく、ご両親も含めて家族全員が使うため今のままでは段差もあり危険、LDKが暗く寒い、段差が大きいところが多く、行き来が大変というところにお悩みでした。
ご要望としては「その時のライフスタイルに合わせた生活ができるよう、フレキシブルな使い方ができるプランにしてほしい」また、ご両親から家を受け継ぐので今の家の雰囲気がどこかに感じられるような内装にしてほしいというご要望がありました。
水廻りは1か所にまとめて配置し、上足で行けるようにプランニングし、さらに寝室の近くに配置しました。
大きな段差を無くすとことは出来ないので、段差を分配させることで無理なく段差が上がれるよう、負担を軽減させるご提案をしました。また、LDKが快適な空間になるよう、断熱材の充填と屋根を新たに張ることで隙間を無くし、蓄熱暖房機の設置と天井にファンを回すことで空気を循環させて空間を温め、寒さ問題を解決しました。
LDKには自然光が差し込む窓があったので、壁を白系のクロスで仕上げることで明るいLDKになりました。
リフォームを終えたお客様の声
キッチンにいると勉強している子どもが見られたり、テレビやゲームをしている様子が見られたりして、LDKを中心に大きな空間で部屋がつながっているので家族がそれぞれに違うことをしていても存在を感じられます。
子ども達も天井の高い吹き抜けが気持ちいいのか自然とリビングに集まってくるようになりました。
今は2階の和室で川の字になって寝ていますが、子供たちが大きくなってきたら1階の寝室になるのかななどこれからの生活を想像しながら生活できています。
特に玄関土間はもうひとつのリビングとして使ったり、プライベート空間と仕切って応接間として使ったり色々な使い方ができて、ふいに来られた郵便屋さんも驚かれる自慢の空間になりました。
大きなLDKなので冬の寒さが気になっていましたが、蓄熱暖房機と断熱材と空気を循環させることで光熱費を抑えつつとても快適な空間で満足しています。
冬場でも子どもは半袖で過ごせるくらいの暖かさで驚いています。
このお店が施工しました
(株)井尻ハウビング