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「家族と過ごす家」から「家族が集まる家」へ ~50代からの暮らしを考える~
形態 | 一戸建て |
---|---|
築年数 | 14年 |
家族構成 | 本人・配偶者・子供 |
リフォーム面積 | 115m² |
施工期間 | 60日 |
総工費 | 1211万円 |
使用したTDY商品 |
キッチン:ザ・クラッソ(TOTO) |
テーマ |
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リフォームポイント
子育てが終わり、夫婦2人でこれからの人生をどう充実させていくか
家で過ごす時間を充実させるため、住まいづくりで特に4つのポイントに重点を設計・施工を行った
Point1.SDGs
目標12)つくる責任・つかう責任…長寿命、リユース・リサイルクルに配慮した設計
目の前のモノがつくり出される過程から使い終わったあとの行き先にまで考えを巡らせる
ゴミの削減
本来処分となる既存のシャッターやサッシだが築浅でまだまだ使えるものが多い。
車庫や倉庫などに使えそうなものは丁寧に取り外し、幅広く声掛けを行い、譲渡した。
使えるモノは再利用
トイレ、洗面の家具はリメイクして再利用した。
洗面のミラーは取り外した照明の穴やサビがあったが面材の施工等でりメイク、デザイン性も持たせたことで、新しい洗面化粧台へ姿を変えた。
また玄関ドアはダイノックシートを貼り、イメージチェンジした。
Point2.夫婦2人暮らし
6人家族から夫婦2人へ
4人の子育て、家族で過ごした空間を、夫婦2人が過ごしやすい空間へ。
LDKは一体とし、どこにいてもお互いを感じられる。
内装は温かみのある木目調を基調とし、こだわりのタイルをキッチンやリビングの壁面に施工。
ゆったりと寛げるLDKとなった。
Point3.新しい生活様式
コロナ禍で変わった新しい生活様式を取り入れる
外出から戻ったらすぐに手洗い、うがいができるように1階に手洗いコーナーを新設。
コロナ禍がもたらした、意識・習慣を生活に取り入れる。
高齢になった際の洗面用途も兼ねている。
Point4.可変性
広いバルコニーの一部を利用してLDKにつながる畳スペースを新設。
畳にゴロっとするのもよし、お孫さんができた時にはお昼寝&おむつ替えスペースにも。
また将来的には、仏壇を置き、日常的にお参りしやすいように…
役割を変えて使える空間が誕生した。
長女、次女の結婚が決まり、夫婦ふたりこれからの暮らしを考える時期にきた。
まだリフォームをするのは早いと思ったが、娘夫婦が孫をつれて集まれる家にしたい。
現役で働いている間にと、夫婦で話し合いを重ね、マンション暮らしや住み替えも考えたが、子供たちと過ごした思い出深いこの家を「終の棲家」とする選択をした。
1.インスペクションをしっかりと行い提案
断熱→家族が集まるLDKは、既存の外断熱に内断熱を施し、付加断熱提案で快適さをあげた。
窓→結露対策として、樹脂サッシへ交換を提案し性能をあげた。
※きれいに取り外し、納屋や車庫で使いたい方を探し譲渡しました。
2.生活スタイルの変化に伴う間取り提案
2×4工法のため、間取りの変更は出来ないという制約がある中、対面キッチンの向きを変える、パントリーをつくる、仏壇スペースをつくるなどで想いを叶えた。
使える既存品はリメイクしながら、住宅設備機器の入れ替えや、コロナ禍で変わった新しい生活様式をとりいれるなど工夫した。
リフォームを終えたお客様の声
ご主人)築14年でのリフォームは早いかと思いましたが、10年後の60代で行うより精神的にも肉体的にも負担が少ないのではないかと思い、決断しました。
「家族で過ごす家」から「家族が集まれる家」になりました。
リフォームで出るゴミを減らすなどSDGsの取り組みも実行できてよかったです。
奥様)新築した際、なかなか思い通りの家にならなかったのが正直なところです。
今回初めてのリフォームで不安もありましたが、住んでいるからこそ感じる「ここをこうしたい」と思う箇所を工事してもらって、細かいところまでこだわることができて大満足です。
このお店が施工しました
喜多ハウジング(株)