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こだわりと使いやすさが共存する、ホテルライクの上質空間
形態 | 一戸建て |
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築年数 | 40年 |
家族構成 | 本人・兄弟姉妹 |
リフォーム面積 | 86.73m² |
施工期間 | 137日 |
総工費 | 1780万円 |
使用したTDY商品 |
キッチン:ザ・クラッソ(TOTO) |
テーマ |
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リフォームポイント
こだわりと使いやすさが共存する、ホテルライクの上質空間
POINT①【高級ホテルのような、ラインを意識した内装デザイン】
高級ホテルをイメージした時に、空間の色合いがシンプルで大きな窓や建具があるようなイメージが浮かびました。そこで、シンプルかつ上質さにこだわり、家具はモノトーンで統一し、キッチンの対面壁とテレビの背面壁にはタイルを施工したことで空間を引き締めました。バルコニーとLDKの壁に大きなFIX窓を設けたことで、より空間の広さを感じられるようにしました。またLDKに接する内部建具においては下がり壁を作らず、建具本体の高さを天井まで高く設けたこと、窓枠やキッチンの笠木の厚みを極力薄く仕上げてLDK空間におけるライン(線)を極力無くしたことで、シンプルかつ大きな空間が出来ました。キッチンにはTOTOの「ザ・クラッソ」を採用したことで、お手入れのしやすさはもちろん、使い勝手やデザイン性も兼ね備えた家事スペースになりました。
POINT②【雰囲気を崩さない、スマートな生活動線】
LDK空間に隣接している収納の脇に洗濯機を置くスペースを確保したことで、汚れた衣類を1階の玄関から余計な場所を経由することなく洗濯機へ入れられるようになっています。また、洗濯物が洗い終わったらすぐにキッチンを通りベランダへ干すことができるので、家事効率にもつながります。空間の雰囲気を崩さないよう、収納と洗濯機スペース双方の建具は統一したことで、違和感なく配置できました。
POINT③【素材×カラーで空間に統一感を】
キッチンの対面壁、テレビ背面、洗面化粧台の鏡背面に同じグレーのタイルを施工しましたが、貼り方を変えることにより同じタイルでもそれぞれの空間にマッチした仕上がりになりました。キッチンの笠木には米栂を使用し、ホワイトの耐水塗装を施すことで明るく仕上げました。窓枠や建具枠もホワイトを基調とし、家具や家電でブラックの色味を取り入れて引き締め効果を持たせています。
POINT④【空間の質を高める照明選び】
キッチン側とテレビ側の天井を一段下げ、調光・調色タイプの間接照明を設けました。合わせて調光・調色タイプのダウンライトを設けたことで無駄を省き空間をすっきりさせました。一方ダイニングスペースには多灯照明を取り入れて空間のアクセントとしています。内装材の色合いをシンプルにした代わりに、照明を調光・調色・多灯にすることで陰影や灯り方の変化を楽しめる様な空間にしました。
◆お悩み
施主様の結婚を機にご両親、お婆様、弟さんとの3世帯住居を検討していました。住宅設備機器が古く使い勝手が悪いこと、各部屋への動線が悪いこと、夏は暑く冬は寒いこと、日中でも室内が暗いことなど、多くの悩みを抱えていました。
◆ご要望
施主様ご夫婦の新たな居住スペースとして、実家の2階をリモデルすることになったのですが、既存の2階は天井が低く、圧迫感を感じるような空間だったため、リモデル後は広々と開放感のあるLDKにしたいとのご要望を受けました。今回、お風呂以外の水廻り(キッチン・洗面室・トイレ)を2階に新たに設置し、キッチンに関しては奥様より「憧れていた対面式キッチンにしたい」かつ「ホテルのような非日常的で、高級感と清潔感のある空間にしたい」とのお話をいただき、打合せを進めていきました。
大きく広がりのあるLDK空間を確保するために、隣接する和室2間だけではなく7畳程あったバルコニーを半分にしてリビングに取り込み、バルコニーに面した壁一面に大きな窓を設置して外との繋がりを感じられるようなご提案をしました。
ホテルのように高級感があり非日常的な空間に仕上げるため、空間におけるライン(窓枠やキッチンの笠木など)を意識して素材を選定していきました。特に、LDKの中心に位置するキッチンの笠木部分は、造作で5mmという厚さに仕上げたことで、よりすっきりと洗練された空間になりました。
また、LDKの建具には天井いっぱいの高さのものをご提案したことで、非日常感と開放感を感じられる空間を目指しました。
家具や内装に関しても、色合いをグレー・ホワイト・ブラックの3色に絞ることで空間に統一感が生まれ、より上質な空間に仕上がりました。
リフォームを終えたお客様の声
家具や家電までこだわり色を統一したので、イメージ通りの空間に仕上がりました。新しい住まいをSNSにアップしたところ、知り合いからの問い合わせが多数あり、自慢の家になりました。弟はバルコニーがお気に入りなようで、よくバルコニーに来ては、外の景色を眺めつつ休息をとっています。大きな窓を設けたことで、室内が明るくなったのはもちろんのこと、外ののどかな田園の景色が大きな絵画のようで、より開放感を感じることが出来ます。各部屋までの動線もすっきりしたので、使い勝手がよい住まいになりました。
このお店が施工しました
オノヤ リフォーム事業部 須賀川ショールーム