伝統家屋に調和するモダンスタイルのエクステリア

リフォームポイント

入母屋の瓦屋根が印象的な築25年の伝統家屋。
奥行きのある敷地に大きな両引き分け戸がお客様を迎える、そんなご自宅にお住いのお施主様よりご依頼を頂きました。

お施主様より伺った下記の２点のご要望を実現しつつ、威風堂々と佇む伝統家屋の上品な風格が漂うアプローチを演出しました。
【ご要望①】
接している道路が小道のため道路に車がはみ出したり交通の邪魔をしないよう、しっかりと駐車スペースを確保したい
【ご要望②】
・子供たちの自転車を置くスペースが欲しい

【解決策①】
今回、エフルージュツインEXを2連に併設し、雨に濡れない駐車スペースを確保しました。
正面道路が小道のため、通常のカーポートでは前方の柱脚が邪魔となり、幾度も切り返しが必要となってしまうこともあります。
ですがエフルージュツインEXは後方支持タイプのため駐車がしやすく、駐車に関するストレスが緩和されます。
柱の色はプラチナステン、ポリカボネードはクリアマットとして爽やかな透明感のある組み合わせにしました。これにより、正面からは軽やかな印象を受けます。

【解決策②】
駐輪場はリレーリアフェンス2型とルシアススライドBW02型を組み合わせて防犯を意識した作りとし、駐輪場の用途として意外にも、外部使用の遊具やアウトドアグッズを収納するスペースとしました。
外部からの視線を遮りながら風を通すことが出来るリレーリアは、カーポートと並ぶためプラチナステンとし、カーポートからの連続性を生み出しています。
そこに着く扉のルシアススライドドアは野暮ったくならないよう、ご自宅に合わせた重厚感のある木目の桑炭としました。

そしてメインのアプローチとなる部分は、カーポートが作り出した軽やかさとは打って変わり、伝統家屋から醸し出される趣きをアプローチに引き出し、木目と石目により気品溢れる仕上がりとしました。
幅の広いアプローチには大判タイルを使用することで力強さを表し、ジョリパットによる塀の仕上がりは城の石垣の想起させ、シンプレオ門扉2型は大きな城門のような存在感で家屋の存在をより雄大なものとしています。
複数の商材を組み合わせることで伝統家屋をクラシカルに際立たせながらも機能性に優れたエクステリアを実現することが出来ました。

リフォームを終えたお客様の声

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