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古いものを愛おしむご夫婦が過ごすアートな日常
形態 | 一戸建て |
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築年数 | 100年 |
家族構成 | 本人、奥様、母(3人) |
リフォーム面積 | 81.1m² |
施工期間 | 90日 |
総工費 | 2000万円 |
使用したTDY商品 |
トイレ:ネオレスト(TOTO) |
テーマ |
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リフォームポイント
・夜の雰囲気はまるで静寂なギャラリー(f)
・木漏れ日の中で薪のはぜる音に耳を澄ませて楽しむ洗い出し土間(d)
■宿泊用にとシャワーユニットを取り付けた。
■古き良き時代の陶器や器を飾る。特に江戸末期(慶應元号)の木製の器がかえって現代的ででおしゃれ。
■吹き抜けにすることで自然光が差し込む開放的で明るい空間となった。
大正時代の梁はコツコツと手斧を打つ音が聞こえそうな雰囲気。繊細な仕上げとなった。
■内と外をつなぐ土間が導線を動きやすくする。土 間から床までの段差も低めに設定した。
東立面図
■ハイサイドには大きめなFIXサッシを設定した。借景の山々を眺望ができ降り注ぐ太陽の自然な明るさが楽しめる。
■ここのスペースには薪棚の設置予定
■必要な箇所には構造用合板と耐震金物を併用して補強した。
■玉石基礎であった為、土間には鉄筋コンクリートの底盤を作って補強した。
■地窓を設けることによって南面からのまぶしすぎる日差しを抑えた。
■倉庫としての機能も充分、外部から入ってもらう納戸を設定
■雨の日や夕日が沈んだ後でもウッドテラスが機能的であらゆるシーンで活躍間違いなし
■ 敷地内に建っている築100年超の長屋。その昔は農業用倉庫として穀物の保管や農機具の倉庫として使っていた。
その後、家族や就労者の住まいになっていったが、そのうちに人が住まなくなり再び倉庫として使用していく事に、そしてしだいに人の出入りも少なくなり、木材の傷み等も酷く解体も含めた建て替えを検討していた。
ある時、何十年も上ったことのない天井裏収納に何気なく入ったところ、梁や柱などの木材が整然としていて、築100年のいにしえのロマンを感じた。
この梁や柱などを眺めているうちに古民家で暮らす生活への憧れを抱き始めた。
書道家の両親が遺した作品や大学で絵画を学んでいた娘さんの絵を飾るのにピッタリだと思った。
ご夫婦もお互いが教員で、その教え子などもよく遊びに来ることから、この建物をコミュニティの場とし、絵画や書道作品を展示するギャラリーしたら、そして、ご夫婦の定年後の住まい方の一つとしたら、とても豊かな人生が送られるのではないか。なんとかこの建物を上手く活用していく手段を考え始めた。
ただ築年数による構造材や外装の傷みも激しく、本当に直していけるのかの心配が大いにあった。
■ 吹き抜けを設けることで大型の絵画作品と書道作品の展示が可能になる。
■ 緻密なデータに基ついた耐震改修方法の提案。
■ 人と人とのコミュニケーションをとってもらうことのできる広々とした空間の提案。
■古民家での生活にふさわしい薪ストーブを提案。外装もその趣に似合う雰囲気を提案。
■断熱性を高めるために外周面には一定基準の断熱材を施し、開口部にも断熱性能の良いサッシを採用した。
■来客者が泊まることできる設備を整えた。トイレはもちろんのことシャワーユニットも提案した。
■ 天井裏をロフトとしてちょっとした寝室空間を提案した。
■ 雰囲気に合わせてアイアンとウッドで構成されたキッチンを提案した(ウッドワン・フレームキッチン)
■ 山々に囲われている立地から、借景を楽しんでもらえるように大きなFIXサッシを提案した。
リフォームを終えたお客様の声
■ 家族はもちろんのこと、この建物を以前から知る友人も驚かれるほど劇的に変わりました。
■ 大きな絵画や書道作品が今までは飾れなく丸めて保管していたが、吹き抜けに飾れて鑑賞を楽しめるようになった。
■ 収納もしっかり作ったので荷物の整理整頓ができるようになった。
■ 母屋にも客間はありますが、来客時には先にここへお連れするようになった。
■ 母屋と離れでの生活を気分で交互に楽しんでいる。
このお店が施工しました
(株)レオック 田原かや町店