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ストレスフリーになった「トイレ」
| 形態 | 一戸建て |
|---|---|
| 築年数 | 25年 |
| 家族構成 | 本人、奥様、子ども（3人） |
| リフォーム面積 | 0.5坪 |
| 施工期間 | 10日 |
| 総工費 | 80万円 |
| 使用したTDY商品 |
トイレ：パブリック壁掛洋式便器（TOTO） |
| テーマ |
|
リフォームポイント
障がいのある息子さんのいらっしゃるご家庭。住環境のなかでトイレが最大の悩みでした。
使いやすさと掃除のしやすさを第一に考えてほしいとの要望を反映しました。たとえ失敗しても掃除が楽でストレスがない。息子さんには、どんどん失敗してもいいという空間にしたいです。
提案としては、
・小便器の設置。リビング側にトイレ空間を拡大し、壁掛けタイプの設置。
・洋式便器を壁掛けタイプに。階段下のスペースをトイレ空間として利用。
・手洗器の設置。小便器、洋式便器からも、すぐに手が洗える位置に。
・掃除専用の水栓金具を。手洗い器の下に専用水栓を設置し、ホースで水洗い可能に。
・床と腰壁を水洗いできる素材に。FRP防水仕上げにして、床をジャブジャブ水洗い。
・建具は既設のまま使用します。扉面にキッチンパネルの設置。
清潔感のあるトイレ空間に、息子さんもご家族もストレスフリーに。
明るい雰囲気になったトイレを、安心して、気持ちよく、使っていただけるようになりました。
脳性小児まひの息子さんがいらっしゃいます。
トイレ清掃の頻度が多く、大変苦労していらっしゃいます。
タイル目地や便器の下に入った尿の匂いが酷く、換気や消臭剤では解消できません。
土間タイルの水洗いをたびたびするのですが、木造家屋なので大丈夫かと不安でした。
リフォームを機に、綺麗になり、匂いもなくなり、掃除も楽になることを希望します。
まずは小便器の設置を提案しました。
そのスペースの確保のために、リビング側にトイレ空間を拡大し、洋式便器を腰掛けタイプに変更。
階段下スペースを利用しました。
息子さんの身長は低いため、洋式便器部の天井が低いことも問題ないようです。
床と腰壁はFRP防水仕上げで、ジャバジャバと水洗いできるようにしました。
手洗い器は洋式便器からも小便器からも近い位置に設置し、掃除用の専用蛇口も設けました。
リフォームを終えたお客様の声
息子さんがおしっこを失敗しても、掃除のストレスがなくなりました。
簡単に洗い流せるのです。もちろん匂いが残るようなこともありません。
凄いことは、なんと息子が、トイレへ行くストレスがなくなったのです。
「失敗しても怒られない」のです。
家族は、家事・清掃の時間が削減でき、心に余裕がうまれました。
家族の笑顔が増えたことに、感謝しています。
また天井に出てきた階段の意匠が、息子のお気に入りです。
このお店が施工しました
（有）おばた設備
