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夫婦二人の心と生活を変えた減築リノベーション

夫婦二人の心と生活を変えた減築リノベーション

形態	一戸建て
築年数	40年
家族構成	本人、奥様（2人）
リフォーム面積	163.1m²
施工期間	180日
総工費	3500万円
使用したTDY商品	キッチン：ミッテ（TOTO）浴室：サザナ（TOTO）トイレ：ウォシュレット一体形便器NJ（TOTO）窓：APW 330（YKK AP）商品のご案内
テーマ	家族の変化

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リフォームポイント

これからの老後を長く・楽しく・豊かに生きる
夫婦二人の心と生活を変えた減築リノベーション
老後を考え、いつまでも外階段から出入りする2階で生活し続けていくことに不安を感じ始めたご夫婦。
今は使われていない両親が暮らしていた1階のスペースへ移り住み、長く・楽しく・豊かに、夫婦二人で老後の生活を送りたいとリフォームを決意した。
建物は昔ながらの和室をメインにした1階と、自分たち子世帯用に2階の一部を増築した約80坪の二階建て。二人で暮らすにはあまりに広く、好みではない純和風な造りや増築による耐震性能の低下、老朽化による雨漏れなど様々な暮らしにくさも抱えていた。
そこで、性能・デザイン・暮らしやすさなどをトータルで判断し、思い切って「減築」による「平屋」を提案。間取りも全て見直し、1階50坪のゆとりある空間へご夫婦が思い描く暮らしを実現した。
お二人の好きなアンティーク調デザインは、玄関から水廻りスペースに至るまで世界観を統一。一新した間取りは、明るく暖かい南側にリビングと畳コーナー、奥様が大切に育ててきた観葉植物が置けるサンルームを設けた。また、ご夫婦それぞれの趣味が謳歌できるように計画。畑仕事が好きなご主人のために、作業がしやすい北側に土間スペースをつくり、多趣味な奥様には、読書や裁縫ができるワークスペースや茶道が振る舞える和室を用意。空間全体は極力間仕切りを造らず、断熱性能が向上されたことで、冬は薪ストーブで家全体が暖められる。
肥大化していた家を必要な物だけを残して「減らす」ことで、心の豊かさを感じながら生活できる、真のスローライフが楽しめる住まいに生まれ変わった。

悩み
・家が広すぎて使い勝手が悪く、とにかく寒い。
・外階段が急で上り下りが大変。
・改装は一度も手入れをしていないので雨漏りする。
・古い家なので耐震や耐久面で不安がある。
・和風のインテリアが好みでない。
要望
・1階で夫婦二人が生活できるようにしたい。
・老後の暮らしを豊かに、長く楽しく住める家にしたい。
・孫が遊びに来るので広めのLDKがいい。
・趣味の手芸、読書、植物、料理、茶道、畑仕事を楽しみたい。
・アンティークなテイストの家で、スローライフを送りたい。

家全体が大きく1階だけでも50坪を超え、ワンフロアでご夫婦が思い描く暮らしが充分にできること。また、今後2階への上り下りが負担となり使わない可能性が高いことや増築による耐震面への不安、建物の老朽化による安全面なども考慮し、「平屋への減築」を提案しました。建物を小さくすることでランニングコストを抑え、暖房効率を上げることができます。
また、アンティーク調でまとめた室内は、ゆとりのある広さを活かしてワークスペース・サンルーム・土間・和室などを設け、趣味が存分に謳歌でき、日々の暮らしに彩りを添える空間を計画。薪ストーブを設置したLDKでは、暖かな空間でお孫さんや子供たちとゆっくり過ごすことができ、一日一日を心豊かに暮らしを楽しむことができます。

リフォームを終えたお客様の声

・始めは平屋にするという発想がなかったのですが、自分たちが老後も安心して豊かに暮らしていくことのできる素敵な提案をしてもらい感謝しています。ずっと不安だった階段の上り下りがなくなり、暖かい家になったことで体も心もとても楽になりました。あと、畑仕事に便利な土間をつくってもらったので、汚れて戻ってきたあとはそのまま快適なお風呂で汗を流すことができて、日々の疲れが癒されています。（ご主人）
・和風だった家が大好きなアンティークテイストになり、間取りもとても使いやすいです！憧れの対面キッチンでは、主人と会話をしながら料理が作れ、一緒にごはんを食べる時間が楽しみになりました。毎日のワークスペースでは読書をしたり裁縫をしたり自分の時間を過ごし、サンルームに置いた植物にお水をあげて自然を愛しみ、リフォームしてから「本当の豊かさ」を改めて感じています。そして、娘や孫たちもよく遊びに来るようになり、孫の成長も以前より身近に感じています。（奥様）