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再生 ~次世代へ続く憩いの空間~
形態 | 一戸建て |
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築年数 | 60年 |
家族構成 | 本人、奥様(2人) |
リフォーム面積 | 30.1m² |
施工期間 | 40日 |
総工費 | 500万円 |
使用したTDY商品 |
玄関:日本の樹 玄関収納(DAIKEN) |
テーマ |
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リフォームポイント
築60年の先代から譲り受けた大切な日本家屋。
年代を重ねるにつれて、雨漏りや建具のがたつき、隙間風からの寒さ、暗さ、虫や小動物の侵入…
とお悩みがたくさん。そのため、せっかくの玄関や応接室はお客様をお通しすることもできず、使われない間となってしまった。
玄関から中に入ると、土間、玄関框の先には3畳の畳の間。このわずかな空間が、玄関に趣をもたらしてくれる。正面の格子の引き戸は、客間として使うとき以外は、扉を開放して玄関とひと続きの広い空間として使用。この格子の引き戸や上がり框、板の間、りっぱな格子天井は、以前から使われていたもの。
全て新しくするには、あまりにももったいない…
趣のある木の良さや伝統的な構造を生かしたいと、あえて新しくせずに、磨きやクリーニングで再生する計画に。
まずは、雨漏りや木部の劣化部分の改修をしっかりと行い、向上と改善を図った。
玄関・応接間という限られたスペースを、間取りはあえて変更せず、残すべきものと新しくするものの調和と融合を、”再生”という力を加えて「次の世代へも引き継げる家屋」へと蘇らせた。
玄関のリモデル計画
・趣のある構造材や古建具、格子天井を生かせるプランに
・印象的な杉素材の玄関収納で整理収納を実現
・日本家屋ならではの寒さと暗さの解消
・使いやすさと機能面を兼ね備え 新・旧調和のとれた空間に
応接室のリモデル計画
・寒さと暗さ、断熱性の改善であったか空間に
・先代の愛用品を自分好みにリメイク&インテリアコーディネート
・無垢の床、カーテン、クロスなど上質で豊かな暮らしを
・好きなものに囲まれた幸せ空間に
古き良きものに”再生”という力を加えて、「自分たちのお気に入りが詰まった住まい」へ
・憧れのシックな玄関タイルで、旅館みたいな空間に
・木目がきれいで沢山入る玄関収納と明るい照明
・ご主人お気に入りの造作木製建具と、そのデザインにあわせたアイアンの手摺り
・自分たち好みの生地で再生した応接セット
・こだわりのクロス、刺繍生地のカーテン、英国ウールじゅうたんでコーディネート
・使われていないピアノスペースは、奥様の作品や四季折々の設えを飾れるコーナーへ
・上質さと色合いに惹かれた応接間の床と、まぁるい照明
更に「次の息子世代も引き継いでもらえる家屋」に…
■経年劣化による雨漏り、隙間風、壁の亀裂滑落、虫や動物の侵入に悩んでいた。そのため使用されず、靴の履き替え場となってしまっていた。
■木製の玄関引き戸や窓は雨風によるガタツキや隙間風が気になり、木部も朽ちていて、中に雨が染みている。
■薄暗く寒い
■玄関に収納がなく、寄せ集めの家具を置いている。
(ご要望)
先代から受け継いだ家を自分たちの代でしっかりメンテナンスして、次の代へと渡していきたい。今は使っていないが、出来れば自分たちもくつろぎの場として、又お客様をお迎えする場として使いたい。
まずは、劣化の調査をし、必要な工事を確認。
残すべき部分はどのように再生するか、新しくすべき部分はどのようにしていきたいかをお施主様と相談しながら、最終作り上げたい雰囲気を確認し、懐かしさと新しさが融合するお気に入りの空間をコーディネート。
リフォームを終えたお客様の声
先代より受け継ぎ、自分たちの代で朽ちさせるのではなく、いつかやらなければと思っていたリフォームが出来て、責任を果たしたような気分です。これで次の代にも安心して引き継いでいけます。
玄関は、新しい中にも今までのものを残してもらえて、より建物に愛着が湧きました。
夕方になると、窓からやわらかにもれる明かりが暖かく、お家が生き生きと生き返ったようです。
リフォーム後、前は寄りつかなかった応接間でのんびりコーヒー片手にくつろいでいます。
好きなものに囲まれ、明るく暖かく快適になったので、お友達をおしゃべりタイムへ誘うことも増えました。
法事の際の来客の皆様をお通ししやすくなりました。
このお店が施工しました
株式会社創造工舎 (リプラ・フラン・ブーク・けあねん)