社会とのつながりが健康な暮らしのカギ
人生100年時代と呼ばれる時代に、いつまでも元気で過ごすためには、食事や運動に気を付けるだけでなく、社会参加をしながら毎日を送ることが重要です。厚生労働省では、健康寿命を延ばすために必要な3つの柱として、「栄養」「身体活動」「社会参加」を挙げています。3つの柱は相互に影響しており、身体が衰える最初の入り口になりやすいのは、「社会参加」の機会低下であることが明らかになっています。健康を重視した住まいづくりにおいては、暖かいつくりにしたり、バリアフリーにしたりなどの配慮はもちろんのこと、地域の人と上手に付き合うことができる家づくりも重要です。奇抜なデザインにせず街並みに溶け込む外観にしたり、街に開いた庭をつくるなど、長い付き合いになる近隣住民と良好な関係を築くことができる家づくりが、健康な暮らしに繋がります。
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予防の3つの柱
出典:広報誌『厚生労働』2021年11月号/発行・発売:株式会社日本医療企画/編集協力:厚生労働省
みんなが集まる
古い和室をリモデルして夢のカフェをオープン
家族構成夫(50代 / 会社員) 趣味:コーヒー・妻(50代 / 事務パート) 趣味:お菓子作り・子ども(20代 / カフェ勤務)
カフェ勤めの娘が協力してくれて、私の夢だったパンが自慢のコーヒースタンドを開業することになりました。玄関先の庭を生かしつつ、玄関の隣にあった部屋をコーヒースタンドにリモデル。同時にリビングのパントリースペース、自宅玄関の目隠しなど、使いやすさとプライバシーを確保した間取りです。店先には私の自慢のパンや焼き菓子が並びます。テイクアウトが中心ですが、スタンド脇にはベンチを設けてゆっくりコーヒーと手作りパンを楽しんでもらっています。今のところ週3日程度の営業ですが、娘の地元の仲間、近くの公園利用者、そして何よりご近所さんたちの溜まり場になりそうな気配。みんなの美味しそうな笑顔を思い浮かべながら新作パンを考える毎日です。
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Before
- 玄関横にあまり使わない和室
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After
- 玄関横の部屋と庭先を使ってコーヒースタンドに
- オーニングとデッキのあるおしゃれな街中カフェ風の佇まい
- ひと休みしたくなる緑に囲まれたベンチスペース
- 自宅玄関やリビング側にはプライバシーに配慮したフェンスを設置
- カフェとリビングの間にパントリー。居住空間のプライバシー確保にも
- 戸建(2階)
- 延べ床面積 124.20㎡
- 築年数 25年
物件概要
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