テーマ別部門　自由テーマ　審査員奨励賞入賞作品［次世代へ繋ぐ思い出の柱～体の健康も叶えた家～］ | コンテスト2014

主人がアレルギー体質で、子どもが喘息なので埃の少ない家にしたい。家全体が寒い。広いLDKにしてキッチンも大きくとり、娘と一緒に作業したい。親の代から家族の身長を刻んだ柱を残したい。

M様邸
形態：戸建住宅
築年数：30年
リモデル面積：150m²→150m²
リモデル日数：100日
リモデル費用：1000万円

リモデル後のお施主様の声床暖房や断熱材のおかげで家が暖かくなりました。キッチン横にパントリーができたので、片付けが楽でストレスが減りました。広いキッチンは娘と作業しても余裕があります。造り付けの家具や収納棚のおかげで掃除も楽です（奥様）。アレルギー反応が出なくなってうれしい。工事に少し参加しましたが、完成後もウッドデッキをつくったりして楽しんでいます（ご主人）。

設計のポイントアレルギー体質のご主人、喘息を持つお子さんに配慮して、寒さ対策には埃が舞いにくい床暖房を採用。洋室とDKをつなげて広いLDKとし、梁を現して一部勾配天井に。親御さんの代から身長を刻んできた思い出の柱の表面もLDKに移設しました。大容量パントリーを設け、使いやすいキッチンに。

審査員からのメッセージ床暖房を採用したり、家具と床の間に埃がたまらないように家具を造り付けにするなど、住み手の健康的な暮らしをサポートしています。ナチュラルテイストの内装に、黒い梁と身長を刻んだ柱がアクセントとなっています。