User's voice 座談会

経験者は語る マンションリモデルで成功した住まいづくりのコツ

~第四回 アドバイス編~

カタログだけではわかりにくい設備の良さはショールームで体感すると◎

――実際に使ってみて良かったのはどこでした?

Tさん「やっぱりお風呂の“カラリ床”は使い勝手がいいですね。使った後、サーっと水がひいていく感じで。本当にあっという間に乾いてしまうので。遊びに来た友達にも評判いいですよ。『これ、良いね』って」

Wさん「お風呂からあがって、髪を乾かした後、身支度をすませて『さぁ、お風呂を洗おうかな』って、もう一度、浴室に入る時には靴下で入れちゃう感じですよね」

Tさん「本当、15分くらいで乾いちゃう」

――今後に期待することは何ですか?

Tさん「“カラリ床”の掃除面かな……。溝に汚れがたまりやすい気がするので」

Wさん「わかる~。TOTOのトイレはグンと拭けてお手入れも簡単なんだけど、それに比べるとお風呂はまだまだ大変。フローリングのワックスみたいに“コーティングすればキレイ”みたいなのだったら良いのにって思います」

Tさん「そうそう。トイレの便器みたいに汚れをはじくような加工……えっと“セフィオンテクト”でしたっけ? 同じように開発してくれればできるんじゃないかと思うんですけど。どうなんでしょうかね」

カラリ床のお手入れポイントは

お手入れのポイントは、入浴後にシャワーの水で床全体を掛け流すこと、週に1度、浴室用中性洗剤をつけて樹脂製ブラシでこすり洗いすることの2点。これでキレイが長持ちします。“カラリ床”のシリーズ最新作には、ひざ立ちしても痛くないやわらか素材の“ほっカラリ床”もあります。また、TOTOでは“お手入れらくらく床ブラシ”も販売しています。

――ショールームには足を運ばれましたか?

Tさん「今回、ショールームへ行く暇がなかったので、カタログで全部決めたんです。お風呂の壁も、白だけでもいっぱいあったんですけど、小さなサンプルではどれが良いかわからず、値段で決めちゃいましたね」

――カタログだけで決めるのは大変だったんじゃないですか? Wさんはショールームへ足を運ばれました?

Wさん「何度か行きました。家の近くにTOTOのショールームがあるんですけど、人工大理石とFRPの素材の質感とか、折戸とか開き戸とかドアの使い勝手とか、実際に触れることでイメージが具体的になるし、夢が膨らみますよね。カタログだけではわからないことも専門のスタッフの方が教えてくれますし。でも、ショールームって新しいものしかないっていう印象も確かです」

Tさん「ショールームはイメージがわくので、見に行った方が良いと思います。でも、設置できるサイズがあるので、実際の選択肢は意外と少ないんです。うちは洗面台だけでなく、お風呂もサイズにしばられたんです。本当は浴槽が出っ張っているかっこいいのが欲しかったんですけど(笑)」

――『やっておけば良かった』みたいな部分はありますか?

Wさん「工期や予算の問題で浴室暖房乾燥機を削ったんですけど、付けておけば良かったと思っています。共働きで夜に洗濯するので朝には乾いているというのが理想かな。子どもが水泳を習っているので、洗濯物が多いんですよ。まぁ、後からも付けられるので、そのうち付けようとは思っているんですけど」

Tさん浴室換気暖房換乾燥機は涼しい風も出るので、夏もおすすめですよ。タイマーが付いているから消し忘れないし」

――これからリフォームする人たちへアドバイスをお願いします。

Tさん「現在の不満点を見直して、リフォームを考えればいいと思います。どんなところに住みたいとか、どこを変えたいと決めておけば早く進められるし。あと、リフォーム関係者に知り合いがいるなら利用した方がお得だと思います」

Wさん「何を重視するか、例えば『“カラリ床”がいい』とかを明確にすることかな。今、抱えている不満は、人によって違うと思うんですけど、それが明確になっていれば失敗が少ないんじゃないかな。それと、設備について自分なりに調べておけば、選ぶ時にどこを重視したらいいかわかってきますよ。もちろん、信頼できる業者さんを見つけることも大事です。『安くしたい』とか、こちらの要望をきちんと聞いてくれて、ちゃんと提案してくれるようなところに依頼できればいいですよね」

――ありがとうございました。

4回にわたって連載してきたマンションリモデル対談はいかがでしたか? インターネットやショールームを活用して、自分なりに勉強をして設備を選んだWさん、短期間で予算とスケジュールの調整を付けたTさん。2人とも設備や機能に優先順位をつけてリモデルに臨んだことが成功の秘訣のようです。2人のお話はこれからリモデルを考えるみなさんのヒントになることばかりだったのではないでしょうか? まずは、今の暮らしの中で感じる不満や不便を見つめ直し、どんな暮らしをしていきたいかイメージすることから始めませんか。リモデルは決して難しいものではありません。暮らしをより楽しく素敵なものにするための方法なのですから。