User's voice 座談会

経験者は語る マンションリモデルで成功した住まいづくりのコツ

~第二回 設備選び編(1)~

浴室などの設備選びは機能に注目。 決め手はサイズとお手入れのしやすさ

――設備はどうやって選んだんですか?

Wさん「最初にリフォーム業者の営業さんが新宿にあるTOTOのショールームに連れて行ってくれて、いろいろ教えてくれました。そこで大体こういうのがいいな~ってチェックして。私、調べるのが大好きなんで、インターネットで気になった製品を検索して、口コミのレビューを参考にしながら選んだりとかしましたね」

――Wさんはキッチン、浴室、トイレ、洗面所とすべてTOTOの設備なんですね。

Wさん「浴室は絶対に“魔法びん浴槽”にしたかったのでTOTOと決めていたんですけど、ほかは流動的でしたね。別のメーカーでも同じような機能があって、安いのがあれば良いかなと最初は思っていました。でも、業者さんのところでTOTOのフェアをやっていたので、お値段そのままで“魔法びん浴槽”にグレードアップできたりとかメリットが大きかったのと、デザインと価格を総合的に考えてTOTOに軍配があがったって感じです」

――Tさんは最初からこの設備にしたいという希望はあったんですか?

Tさん「お風呂は“カラリ床”と決めていたのでTOTOだったんですが、ほかはメーカーにはこだわらずに決めました。あと、それまで住んでいたマンションの設備が古いことに、もともと不満があったんです。例えば、お湯と水の蛇口が1個ずつあるような古いものだったこととか……。だから、水栓(蛇口)がシングルレバーのものに憧れがありましたね! それで洗面台もキッチンもシングルレバーにしました(笑)」

シングルレバー水栓とは

シングルレバー水栓とは、レバーひとつで吐水と止水、流量調節、水と湯の温度調節もできる水栓です。こまめに出し止めができ、節水効果で経済的。使い勝手(操作性、清掃性)も2ハンドル水栓に比べ向上しています。水栓単体での取替えもカンタンです。リモデルではシングルレバー水栓を選ばれる方が多く、ご好評を頂いています。

――古い物件ではひねるタイプの2ハンドル水栓が多いですからね。ちなみに洗面台は何を基準に選びました?

Tさん「洗面台はサイズ優先ですね。ぴったりのサイズがあったのでそれに決めました。選択肢としては、洗面台下の収納を引き出しタイプにするか、開き戸タイプにするかで。うちは両開きの扉タイプにしました」

Wさん「扉タイプの方が収納できる量が多いんですよ。引き出しだと奥に遊びの部分ができやすいって聞いて。だから、私もTOTOの“オクターブ”の扉タイプにしたんです」

――実は扉タイプにしても、引き出しタイプにしてもスペース(体積)自体はほぼ一緒なんですよね。使い方やしまうものによって収納力が変わるんですよ。

Wさん「そうなんですか」

――開き扉は大きく開くからバケツや花瓶など大きなものがしまいやすいですよね。引き出しは中身がひと目でわかりやすく、奥のものもラクに取り出せます。

Tさん「あ、なるほど」

――ショールームなどで実際に触れて、何を収納したいのか、どう使いたいのかを考えて選ぶといいと思いますよ。

Wさん「ですね~」

収納について

今まで排水管によりデッドスペースができていた引き出しタイプ。TOTO独自の奥ひろ収納 奥ひろしや、3Wayキャビネットなら、収納量が格段に向上しています。

――洗面ボウルはどういうものにしたんですか?

Tさん「洗面ボウルは継ぎ目のないツルっとした一体成形のもので、水栓が壁に付いているタイプの方が掃除もラクだと聞いて、そちらにしました」

一体成形とは

一体成形とは、ひとつのパーツで作られたもののこと。洗面ボウルとカウンターが同一素材(樹脂)で作られたものを指します。継ぎ目がないので、汚れがたまりにくいのが特長です。また、陶器の洗面ボウル、樹脂のカウンターといった素材の異なるパーツを組み合わせて作るタイプも上質な印象で根強い人気があります。豊富な部材から好みに応じて自由に組み合わせられるのがポイントです。

Wさん「私も壁に水栓が付いている洗面台はポイントでした。水栓が下に付いていると蛇口の周りに水がたまって、水アカが出て汚くなるんですよね。洗いにくいし」

Tさん「そうそう。上に付いていると、しずくが勝手に下に落ちるので、水アカがつきにくいんですよね。あと、洗面ボウルがカウンターに埋め込まれているタイプは、凹凸が多くて境目の部分とか汚れやすいし、洗面ボウルとカウンターの材質も違うから、同じスポンジで洗いづらくて面倒だなと思っていました。でも一体成形なら洗面ボウルからカウンターまでスポンジで全部洗えちゃう感じで、お掃除がかなりラクになりました」

Wさん「うちも一体成形なんですけど、洗面ボウルもカウンターも一気にタオルでグイっとふいて、そのまま洗濯機にポイっとできるので簡単です」

ショールームやインターネットを積極的に利用して、機能や評判を調べて選んだWさん。比較検討したからこそ満足度の高い設備を設置することができたようです。また、設備は機能だけでなくサイズや掃除のしやすさも大きなポイントと語る2人。洗面台は壁付けタイプの水栓だと、掃除も手軽に行えるようです。第3回は設備選びの後編。トイレ、キッチン、浴室とそれぞれのこだわりをお聞きしました。