User's voice 座談会

経験者は語る マンションリモデルで成功した住まいづくりのコツ

~第一回 マネー編~

中古マンションを買うならリフォーム(=リモデル)ありきが今の主流?!

Wさん「以前の住まいは社宅で、そこと同じエリアで家探しを始めたんです。そのエリアだと新築のマンションが高かったので、最初から中古マンションにしようと考えていました。中古マンションを買ってリフォームすれば、同じ予算でも自分たちの好みのものが造れるかなって」

Tさん「私も初めから中古マンションを探していました。いろいろな物件を見ていくうちに、“こういうのがいいな”っていうイメージが固まってきて。購入を決める時には、『ここに住むならリフォームしないと』って思いました。住み始めたら、水まわりが使えなくなったり、荷物をどかすのも大変なので、自分が納得のいくレベルまでリフォームしてから住もうって。実際、管理人の方に給湯器を取り替えた方がいいんじゃないかと言われ、そこからリフォームしたい場所がどんどん増えていった感じです」

Wさん「そうそう! それで、どんどん費用がかかってくるんですよね(笑)」

――なるほど~。でも費用はいくらでもってわけにはいきませんよね。物件とリフォームの予算は最初から決めていたんですか?

Wさん「初めての経験なので、リフォームがいくらかかるか見当もつかなかったですし、計算しながら決められなかったですね」

Tさん「私も同じです。費用がどのぐらいかかるのかわからなかったので、とにかく業者さんに『床はフローリングに変えたい』、『水まわりはここを変えたい』といった感じで大まかな要望と予算を伝えて、見積りを出してもらいました」

――業者さんはどうやって決めました?

Wさん「街を歩いてリフォーム会社に直接伺ったり、ネットで探して見積りをとったり。その中から営業さんとの相性と予算から2つの業者さんに絞りました。両社とも営業さんの人柄は良かったんですけど、最終的に決めたのはリフォーム専門にやっている会社です。マンションの名前とここを直したいという内容をメールすると、売り出し時の間取り図などの資料が手元にあるらしく、すぐに見積りを出してくれるんです。もちろん最終的にちゃんと測って計算してもらえるんですけど、その前に大まかな予算を教えてくれるので、とても画期的でした。しかもお値段が安い!」

Tさん「自分の場合は特殊だと思うんですけど、親戚のおじさんが工務店をやっていて、そこからの紹介です。業者さんに部屋に来てもらい、カタログを見ながら、あれをやりたい、これをやりたいと話をしながら決めました」

――業者さんを決めるタイミングはいつごろでした?

Wさん「マンションの仮契約から本契約まで2カ月ぐらいだったんですが、なるべく時間のロスをなくしたかったので、本契約後すぐに工事に入れるよう逆算して動きました。契約日を決めた段階で大体の見積りが出ているぐらいです」

Tさん「私はマンションを見に行ったのが3月だったんですけど、年度末だから『3月中に契約できるなら値引きします』ということだったので、一気に契約が決まったんです。その時は賃貸住まいだったので、引っ越しをゴールデンウィークにしようと思い、親戚のおじさんに1カ月でリフォームしたい旨を伝えて、4月に見積りを出してもらい、そのまま工事に入りました」

Wさん「決まると早いですよね。うちは年末年始にかかっていたので、年始から工事が始められるよう資材や設備の手配をして、1月末には引っ越し完了できました。職人さんに差し入れしようかな~と思っていたら終わってしまったぐらい」

Tさん「そうそう。1~2回様子見に行ったら、終わっていた感じですね」

――お2人ともリフォームが広範囲に渡っていたのに工事は意外と早かったんですね。では、気になるお金のことですが、資金計画はどう考えていました?

Wさん「リフォームの代金は自己資金から一括払いで計画しました。マンションの購入金額とあわせて、どれくらいかかるのかを考えながら、現金で払う部分のやりくりをしたって感じですね」

Tさん「うちはリフォームに関しては全額まとめていくらって形で、細かい計算はしませんでした。業者も親戚の紹介なので、たぶん安くしてくれるだろうと思っていましたし。もともといくらかかるか、わからなかったので、見積りを確認して『こんなもんなんだ』という感じでしたね。リフォームにこのぐらい払うから、ローンの頭金を少し減らして……みたいな調整はしましたけど」

Wさん「私は見積り段階で、『全部で200~300万円ぐらい』と業者さんに伝えていたんです。マンション買った時は気が大きくなっていて金額の幅が広かったんですよね。でも、そこからどんどん削っていった感じです。できるだけ節約しようと思って」

Tさん「確かにマンションを買うと気が大きくなりますよね。金額が大きいので金銭感覚がおかしくなってきて、ここで50万ケチるぐらいなら納得できるところに住んだ方が良いと考えてしまうんですよ」

――最終的にはリフォーム代金はいくらぐらいになったんですか?

Wさん「250万を切るぐらいですね」

Tさん「うちはトータルで200万円弱かな。多分、親戚価格でかなりまけてくれていると思います」

Wさん「え~! 200万円弱なんてすご~い! 安~い!」

予算の細かい部分まで管理をしていたWさんと、総額で考えていたTさん。リモデルしたい部分を明確にし、優先順位をつけたことで、2人とも予算内で仕上げることができました。マンション購入の本契約の日から工事が始められるよう、仮契約のうちに業者を決め、スケジュールを組んでおくと、スムーズなようです。次回はWさんのネットを駆使した節約法や、ふたりの設備選びの決め手など、気になる話題をお届けします。