空間別部門　バリアフリー&ユニバーサルデザイン　審査員奨励賞入賞作品［安心を手に入れた家］ | コンテスト2012

体の不自由な父に配慮した家にしたい。二世帯同居生活をスタートさせるにあたってリモデルしたい。

D.K邸
住宅形態：戸建住宅
築年数：28年
リモデル面積：159.21m²→73.59m²
リモデル日数：90日
リモデル費用：600万円

リモデル後のお施主様の声駐車場から玄関までの動線が短くなり、便利になりました。父にはその動線が歩行訓練のほどよい距離になっていて、快方に向かっています。新しい生活スペースのおかげでみんな笑顔になり、二世帯で楽しく暮らしています。

設計のポイント体の不自由なお父様への配慮と二世帯同居のスタートにあたってリモデル。一部減築して玄関の位置を変更し、駐車場からの動線を短縮。スロープを造って段差もすべてなくしました。既存の和室は子ども世帯のLDKに変更。

審査員からのメッセージスロープ、アプローチ、ポーチ、玄関、ホールとすべて段差のないバリアフリーに。ホールにはお父様ご自身が確認して手すりを設置しています。親世帯のLDKの隣に新たに広いトイレを設置。壁の手すりのほかに、空間中央に突っ張り棒型の手すりを設置し、つかまりやすくしたのも注目点です。