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TDYリモデルスマイル作品コンテスト

2011年入賞作品発表!

審査の様子

2011年度も皆様から多数の応募をいただき、誠にありがとうございました。
去る2011年11月28日・29日に厳正なる審査を行い、栄誉ある全国最優秀賞作品、および各部門の上位入賞作品が決定いたしました。審査員の講評とともに発表いたします。

バリアフリーに配慮した作品が増加

 今回の応募総数は3572点。前年比105%という結果となり、今回で4年目となる審査員の竜口隆三先生も初参加の西岡麻里子先生も力が入る審査となりました。「これほどの数で競うコンテストはほかになく、しかも力作揃い。リモデル前と後でこれほど変わるのかと驚かされた作品がたくさんありました」と西岡先生。竜口先生も「全般的に、施工内容も事例シートの作り方もレベルアップしていて見応えがありました。特に印象的だったのは、『バリアフリー&ユニバーサルデザイン』部門以外の応募作品でも、バリアフリー配慮としてさまざまな工夫を凝らした作品が増えたこと。これは喜ばしい傾向ですね」と話されていました。
 高齢社会においてますます重要なテーマとなっていくバリアフリー対策。今回、全国最優秀賞に選ばれたのは、『バリアフリー&ユニバーサルデザイン』部門に応募された作品。これも、そんな時代背景を反映しているのかもしれません。竜口先生は「段差をなくしたり、手すりを付けるといったことだけでなく、家族の誰もが快適に楽しく暮らせるような、視野の広い工夫を」と常々提唱されていますが、今回の全国最優秀賞作品は、まさにそれを具現化した作品であり、ハイレベルな作品の中でも目を引きました。「お客様の笑顔が見えるような、非常に提案力に優れたリモデルであり、それに加えて事例シートの完成度も高く、熱意がシートから伝わってきました」と、お二人とも口を揃えて絶賛されていました。

インテリアも含めた空間づくりが理想的

 今回から『リモデル.jp活用部門』という新しい部門が設定され、新規の参加店も見られました。TOTOのサイト「リモデル.jp」から応募できるという参加のしやすさが特徴で、今後ますますコンテストの裾野が広がっていくことでしょう。そんな中でより優れた作品が生まれることを期待し、お二人からアドバイスが。「まずリモデルの質を高めるために、お客様へのヒアリングをしっかり行い、ご要望の優先順位をきちんと整理することが重要。そのうえでプラスワン、プラスツーの提案ができれば、お客様の喜びにつながります。さらに、家具や小物など、よりおしゃれで快適な空間を演出するインテリアコーディネートにまで責任を持つぐらいの姿勢で、リモデルに注力していただきたい」(竜口先生)。「モノを売るのではなく、空間を売るという意識が大切ですね。たとえば、構造上解消できないへこみがあれば、うまく利用して収納スペースにするとか、単に商品交換だけで完結させず、ちょっとした工夫を加えること。特にローコストのリモデルでは、そういう工夫が求められます」(西岡先生)。
 また、事例シートは写真によってかなり印象が変わると言います。「家具が配置された状態の空間や住み手のワンシーンなど、暮らしが見える写真が欲しいですね」とお二人。さらに、「コンテストに参加するために事例シートを作るのではなく、ふだんから一つひとつの事例をまとめ、営業ツールとして生かしてほしい」という提唱も。そんな今後の課題も踏まえ、お客様の「スマイル」につながるリモデルを1軒でも多く実現してください。

審査員
西岡 麻里子 先生

一級建築士。アトリエ楽 一級建築士事務所主宰。埼玉県生まれ。日本女子大学住居学科卒。「どこの家も散らかっているし、家族の会話は少ない」を前提に、楽しい暮らしができる家づくりを日々模索する。著書に、吉田桂二氏らとの共著「暮らしから描くキッチンと収納の作り方」(彰国社)、女性建築技術者の会名義での「家づくりのバイブル」(三省堂)など。
竜口 隆三 先生

西日本工業大学デザイン学部教授・博士(人間環境デザイン学)。
東陶機器㈱(現TOTO(株))にて長年水まわり設備機器・福祉機器を中心としたバリアフリー化の研究・開発業務に従事し、2002年同社内に設立されたUD(ユニバーサルデザイン)研究所の初代所長に就任。現在は西日本工業大学で教鞭を執るほか、国内外でUDを中心とした講演活動も精力的にこなす。
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